ボトックス注射は、美容医療の中でも有名で人気な施術の1つです。興味がある方も多いと思いますが、施術内容、施術時の痛み、術後の経過や効果など、気になることが多いですよね?そこで、今回は、ボトックス治療の効果と体験談をご紹介します。
ボトックスとは
ボトックスとは、米国アラガン社が製造販売するボトックスのブランド名です。正式には、ボツリヌス毒素治療と呼ばれますが、信頼性が高く歴史も長いため、一般的に広く認知されていることから、ボツリヌストキシンによる治療の代名詞となっています。最近では、韓国製のボツリヌストキシン製剤が登場し、選択肢も広がってきました。
ボトックスは、神経の伝達物質であるアセチルコリンの放出を抑制し、筋肉を一時的に麻痺させるはたらきがあります。その特徴を活かして、「表情じわの解消」や「発達したエラを小さくして小顔に見せる」、「ふくらはぎの筋肉の痩身」などの美容医療で使われます。メスが不要、短時間で施術が終わる、ダウンタイムがないといったメリットがあります。施術後は、しばらくしてから徐々に効果が現れるため、自然な変化を望む方に向いた施術です。
また、治療部位や注入量にもよりますが、ボトックス注射の持続効果は3~6ヶ月程度なので、効果を維持したいときは、治療を継続的に受ける必要があります。
ボトックスの目尻のシワ解消への効果
顔面のシワ取りの中でも、目尻のシワ取りは人気の1つです。
極細の針を使用し、しわの原因となる筋肉箇所にボトックスを少しずつ注入するので、痛みはほとんどなく、傷跡の心配もありません。個人差がありますが、効果は数ヶ月〜半年ほど持続します。繰り返し注射することでしわをつくる筋肉そのもののはたらきが弱まるため、継続して施術を受ければ、効果の持続期間が次第に長くなります。
ここで、ナールス美容医療アカデミーの編集スタッフが目尻のシワの改善を期待して、実際にボトックスの施術を受けてみたレビューをご紹介します。
ボトックス治療を受ける前は、目尻には、カラスの足跡のような3本の深いシワと、細かいシワが複数ありました。ボトックス治療を受けた2週間後は、よく見ると乾燥によるちりめんジワはありますが、深い表情ジワは1本もなくなりました。
目尻の場合は約2週間後に1番効果が出て、その後3~6ヶ月くらいで効果がなくなっていくと、事前に説明があり、実際にそのような経緯で6ヶ月後にはすっかり元に戻ってしまったので、3〜6ヶ月に1回くらいの間隔で施術を重ねたほうが良いことを実感しました。
ダウンタイムもほぼなく、治療時間も短くて、価格も控えめなので、美容医療初心者の方にもおすすめです。
ただし、施術時の痛み、術後の腫れや内出血、表情が不自然になる、皮膚がたるみやすくなるなど、副作用やデメリット、リスクもあるので、事前に確認し、納得した上で施術を受けることが大切です。
まとめ
ボトックス注射は、メスを使わないので傷跡も残らず、施術時間が短く、ダウンタイムもほぼないので、美容医療が初めての方にもおすすめの施術です。ボトックス注射の特徴やメリット、デメリットをしっかり理解してから施術を受けることで、ボトックス治療の効果を最大限に実感しましょう。