プラセンタ注射ってどんな施術?その効果と効果的な打ち方は?

プラセンタ注射って聞いたことあるでしょうか。
プラセンタとは、日本語で「胎盤」のことです。

ご存じの方も多いと思いますが、胎盤はお母さんが赤ちゃんにへその緒を通じて栄養素や酸素を届ける重要な器官です。

だから、プラセンタには栄養素が豊富に含まれていると言われています。

そんなプラセンタを注入するのだから、なんとなくよさそうというイメージがあるけど、プラセンタ注射の効果やどんな注射の頻度がよいかわからないという方もいらしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はナールス美容医療アカデミーの「プラセンタ注射の効果が出るまではどれくらい?効果的な打ち方も解説」を参考にして、プラセンタ注射の効果と効果的な打ち方について紹介いたします。

プラセンタ注射とは?

プラセンタには、ビタミン・ミネラル・たんぱく質・脂質・糖質といった5大栄養素が豊富に含まれているうえに、新陳代謝をサポートする成長因子と新陳代謝に必要な核酸が含まれています。

さらに、酵素やヒアルロン酸など約100種類もの成分が凝縮されています。

プラセンタ注射とは、そんなプラセンタに含まれる豊富な栄養成分を体内へ直接注入する治療法です。

年を重ねることによって不足した栄養素をプラセンタ注射で補うことで、新しい細胞増殖が促進され、全身の健康状態が改善できるといわれています。

プラセンタ注射の効果は?

プラセンタ注射は、シミやたるみなどお肌悩みや老化に効果があるとともに、更年期障害や肩こりなど加齢による慢性的な体調不良にも効果があります。

プラセンタ注射のお肌への効果

お肌への効果としては、アミノ酸がもたらすうるおいによる保湿効果やメラニンの生成を抑える効果、ターンオーバーの正常化をサポートするはたらきによるシミ・そばかすの予防効果があります。

また、成長因子がお肌の代謝や再生を促進することよってコラーゲンを増やし、お肌のハリ、弾力・たるみの改善も期待できます。

くわえて、プラセンタには炎症を防ぐはたらきもあるので、毛穴のお悩みのケアや肌荒れ、ニキビへの効果も期待できます。

このように幅広いお肌悩み効果が期待できるプラセンタ注射は、美肌になりたい人や加齢によるお肌悩みがある人におすすめの治療法といえます。

プラセンタ注射の慢性的な体調不良への効果

更年期障害による慢性的な体調不良を感じている人もいらっしゃると思いますが、そんな方にもプラセンタ注射はおすすめの治療法です。

プラセンタ注射は、打つと新陳代謝が活発になり、全身のあらゆる不調に効果が見込めるからです。

もちろん効果に個人差はありますが、更年期障害や自律神経失調症、肩こり、頭痛、冷え性などにも効果が見込まれています。

効果的なプラセンタ注射の打ち方は?

さまざまな効果があるプラセンタ注射ですが、効果的に打つためには継続的な投与が必要です。効果を感じられるまでは、週に1回程度治療を受け、効果がでたら頻度を減らして症状の様子を見ながら継続していくことをおすすめします。

またプラセンタ注射は打つ場所によっても、効果の実感が変わります。
というのも、場所によって吸収の速度が変わるからです。

薬剤の吸収速度は早い順に、静脈注射、筋肉注射、皮下注射となっており、吸収が早い静脈注射は効果が出やすい反面、持続期間が短くなります。

見た目に変化を感じられるようになるまでは、個人差がありますが、だいたい1年程度かかるといわれています。

1回打って効果が感じられないからとすぐにやめてしまわず、週1回程度を継続して治療を行うことで徐々に効果が表れてくることがおおいので、お肌や体のメンテナンスとして継続していくことをおすすめします。

まとめ

今回は、プラセンタ注射について、そして、その効果と効果的な打ち方についてご紹介いたしました。

豊富な栄養素や成長因子が含まれているプラセンタは、ターンオーバーの正常化のサポートによるシミ、そばかすの予防や肌荒れやニキビへのアプローチ、更年期障害による不調の軽減などお肌や体にさまざまな効果が期待できます。

ただし、個人差があるものの1回で効果を実感される方は少なく、週に1回程度お肌や体のメンテナンスとして、継続して治療し、プラセンタを摂取することで徐々に効果を感じることが多いので、あきらめず継続して投与することが大切ですね。