年齢を重ねるにつれて増えてくる色々なお肌悩み。
そんなお肌悩みの1つがほうれい線です。
ほうれい線の主な原因がたるみだということを知っている方は多いと思いますが、たるみの種類と骨格によってほうれい線のタイプが分けられるってご存知ですか。
自分自身のほうれい線のタイプ、そして原因を知ることはほうれい線の対策を行う上でも重要です。
そこで、今回はナールスエイジングケアアカデミーの「ほうれい線のタイプは、たるみの種類と骨格の違いで決まる!」を参考にしてたるみの種類によるほうれい線のタイプと対策についてご紹介いたします。
ほうれい線とは?
ほうれい線は、顔の両側に口の周りから下に向かって伸びるくぼみのことを指します。主に加齢による肌の弾力性の低下や皮膚のたるみ、脂肪組織の減少などが原因とされます。
ほうれい線は、顔の印象を年齢を感じさせるものにするため、多くのお悩みになっています。そんなほうれい線を軽減するためには、適切なスキンケア、日焼け予防、健康的な生活習慣が重要です。
また、美容医療の分野では、ほうれい線の治療にボトックス注射やヒアルロン酸注入などの方法が利用され、効果が期待されています。しかし、施術にはリスクや費用が伴うため、検討する際には専門家のアドバイスを受けることが大切です。ほうれい線のケアは個人の美容目標やライフスタイルに合わせて選択すべきであり、健康的で自然な美しさを追求する一環として考えることが重要です。
真皮の老化によるたるみが原因のほうれい線
特徴
真皮のたるみが原因で目立つほうれい線は、無表情のときに浅い筋のようなほうれい線で、仰向けになると消えるか目立たなくなるという特徴があります。
真皮にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなどが減ってくる30代以上では、このタイプのほうれい線が1番多いです。
対策
真皮の衰えによるたるみが原因なので、生活習慣を整え、たんぱく質を多く摂ることに加えて、保湿をしっかり行うこと、紫外線の対策を行うこと、糖化を避けることなどが大切です。
急激な脂肪の減少によるたるみが原因のほうれい線
特徴
比較的若い方にも多いのが、このタイプのほうれい線です。
急激なダイエットや病気などで、お肌の脂肪が急激に減ったことによってほうれい線が目立ってしまします。
対策
これに関しては、そもそも無理なダイエットを行わなくてよいように、適度な運動やバランスの摂れた食事、質の高い睡眠を日頃から意識することが大切です。
それに加えて、スキンケア、エイジングケアの基本である保湿や紫外線対策も併せておこないましょう。
表情筋の衰えが原因のほうれい線
特徴
表情筋の衰えが原因のほうれい線は、比較的深く、表情を変えた時に溝になることもあります。また、仰向けになっても目立ったままのことが多いです。
骨と皮膚または皮膚と皮膚をつないでいる表情筋は年齢と共に衰え、たるみの原因になります。
対策
表情筋を鍛える表情筋エクササイズを行うことが対策の1つです。ただし、表情筋は繊細なので、過剰に刺激を与えないように慎重に行ってください。
表情筋エクササイズには、割りばしやペットボトルなどの道具を使うものから何も使わずできるものまでさまざまなものがありますが、ここでは、表情筋を鍛えるエクササイズの1つ「あいうえお体操」をご紹介します。
あいうえお体操の方法(1~5を10回程度繰り返す)
1.全体に大きく口を広げて「あ~」
2.口の両端を左右に大きく広げながら「い~」
3.唇を尖らせ、前に押し出して「う~」
4.口角を上方左右に広げて「え~」
5.口を大きく上下に伸ばて「お~」
まとめ
今回は、たるみの種類によるほうれい線のタイプと対策についてご紹介しました。
たるみの原因には、真皮の衰えや急激なダイエット、表情筋の衰えなどがあることをご紹介いたしました。
たるみの原因別の対策も必要ですが、どのタイプのたるみが原因のほうれい線についても、スキンケアの基本である正しい保湿、クレンジングや洗顔、紫外線対策が重要です。
また適度な運動やバランスの摂れた食事、質の良い睡眠など生活習慣を整えることもたるみを予防するうえで、大切なポイントなので、規則正しい生活を心がけていきたいですね。